食品中のおもな栄養素。
今日,理科担当の松田教諭が5年次研修の一環として,看護科第1学年の科目「科学と人間生活」で研究授業を行いました。単元名は「食品中のおもな栄養素~タンパク質・脂質の性質~」で,学習目標は,豆腐及びバター作成の観察・実験を通して,実験の基本操作を習得するとともに,身近な食品と化学変化のつながりを理解する,というものです。
生徒たちは4人ごとのグループに分かれて,豆腐作りとバター作りの実験を行いました。理科はやはり実験あってこその教科だと思わせるほど,生徒たちは嬉々として加熱されているビーカー内の豆乳を掻き混ぜ,温度を計り,にがりを投入していました。また,力の限り,生クリームが入ったペットボトル,牛乳の入ったペットボトルを振り続けました。
生クリームはバターになりましたが,加熱処理してある牛乳はバターに変化しませんでした。実験終了後,その理由について班ごとに話し合い,発表しました。最後に,松田教諭が理論的にその理由を説明して授業を終えました。