衆議院議員総選挙について。
9月28日(木),臨時国会が召集されその冒頭で衆議院が解散されました。そして,政府は臨時閣議で「公示は10月10日,投開票は22日」という日程を決定しました。
看護科3年生の半数程度の皆さんは,選挙権を得ているでしょうか。公職選挙法の規定で,投開票日の翌日(今回は10月23日)までに18歳の誕生日を迎える人には選挙権が与えられます。専攻科の皆さんは当然,全員が選挙権を持っています。
投票日にはぜひ投票所に足を運んでください。昨年7月に実施された参議院議員通常選挙では18歳・19歳の投票率が極めて低かったそうです。22日(日)に用事がある人も「期日前投票」という制度があります。自分たちの将来を政治家に白紙委任するのではなく,自分たちの将来を託せると考えられる候補者や政党を,自分の意思で選んでください。
皆さんが中学・高校の歴史で学習したように,数多の先人たちが命を賭して獲得した普通選挙権です。絶対に無駄にしないでください。繰り返しますが,自分の人生を見ず知らずの政治家に白紙委任するのはやめましょう。県教育委員会からも日本国主権者の皆さんに投票を呼び掛ける通知が届いています。
ところで,諺どおり,秋の彼岸を過ぎて随分と涼しくなりました。昼間は汗ばむ日もありますが,朝夕は肌寒く感じるほどです。季節は着実に移り変わっているようです。