学校生活

2017年12月の記事一覧

今日の新聞から。

    今日の徳島新聞朝刊のトップ記事は,10月に実施された衆議院議員総選挙における県内小選挙区での18・19歳の投票率が全国最低の31.59%であった,というものです。これも全国最低であった全世代の投票率と比べても約9ポイント下回っていたとのことです。そして,特に19歳の投票率が21.69%と際立って低かったそうです。
 この理由として,県選挙管理委員会は,台風による暴風雨,親世代が投票に行かなかったことに引きずられた,進学や就職で県外に転出した18・19歳の若者が住民票を移していないことなどを挙げているようです。
 ただ,新聞記事にもあるように,選挙権年齢が18歳に引き下げられた後の最初の国政選挙であった昨年7月の参議院議員通常選挙での県内18・19歳の選挙区(徳島・高知合区)での投票率が36.01%であったことを考えると,必ずしも台風の影響等だけではないようにも思えるのですが・・・。
 今朝,玄関ロビーに飾られているナイチンゲール像と『ナイチンゲール誓詞』は暖かな陽光を浴びていました。今日も午前中は専攻科2年の看護師国家試験対策補習授業が行われましたが,午後からの校内はとても静かです。今年も後4日を残すばかりです。

今日はクリスマスです。

  今日はクリスマスです。羽ノ浦校では,看護科1~3年は模擬試験,専攻科2年は看護師国家試験に向けての補習授業が行われました。明日も看護科は補講と部活動,専攻科2年は補習授業が予定されています。
 この土日は比較的暖かく,日曜日の後半には久しぶりの降雨となりましたが,今日は一転して冷たい風が強く,真冬のような寒さでした。それでも,空は快晴に近く,陽の当たる窓際ではポカポカと小さな幸せが感じられました。
 一昨日の23日は天皇誕生日でした。御退位の日が決まったこともあり,国民の多くが今年の天皇誕生日は例年とは違った感慨を持って迎えたのではないか,との報道もなされていました。「平成」になって29年,最高法規である日本国憲法第1章に定められた,日本国及び日本国民統合の『象徴』として,主権者たる国民の総意に基づく地位として,自然災害の被災者や,原爆被爆者や,虐げられた社会的弱者の人々と同じ目線で言葉を交わされ,『象徴』としての責務を全うされている天皇陛下であると思います。
 今年も残り1週間を切りました。しかし,世界では,相変わらず紛争と混乱と無秩序により,日々無数の人命が失われています。年の瀬に当たって,平和の尊さ,生命の尊さ,人権の尊さを改めて考えずにはいられません。 

今日は冬至です。

  今日12月22日は冬至です。『広辞苑』によると,「二十四節気の一。太陽の黄経が270度に達する時で,北半球では,正午における太陽の高度は一年中で最も低く,また,昼が最も短い。太陽暦で12月22日頃。」と説明されています。
 看護科の第2学期終業式,専攻科の冬季休業前集会が行われた体育館は底冷えのする寒さでした。冬はまだまだこれから本番へと向かいますが,明日から少しずつ昼間の時間が長くなると思うと,少し嬉しいような気もします。
 明日は天皇誕生日です。今上天皇陛下の御退位の日も決まり,平成もあと1年半足らずだと考えると何だか感慨深いものがあります。生徒・学生の皆さんは2週間余りの冬季休業日となりますが,模擬試験・欠点補講・補習授業・再試験・部活動等もあり,なかなかゆっくりと休むことはできないかもしれません。それでも,年末年始の数日間は,自分の来し方行く末にしんみりと想いを馳せてほしいと思います。
 早寝・早起き・三度の食事・適度な運動と密度の濃い継続的な勉強で,生活リズムを崩さないようにしてください。特に専攻科2年生の皆さん,風邪をひかないように十分に注意してください。国家試験まで後2か月,焦らず弛まず,腰を据えた学習に努めてください。 心配なし, 丈夫です!! 

球技大会,頑張りました。

   今日は看護科の球技大会でした。種目はバスケットボールとバドミントンです。第2学期末考査が8日に終わってから昨日までは平常授業でした(当たり前ですね)。日々のハードな学習で溜まったストレスを一気に発散させるためにも,生徒会の皆さんが中心となって入念な事前準備をしてくれました。
 看護科1~3年生120名が,全力で競技に臨みました。熱戦に次ぐ熱戦!!,体育館が割れんばかりの歓声と拍手!!,耳を劈かんばかりの大応援!!,見ている教員も思わず拳に力を入れ,身を乗り出して声援を送っていました。
 結果は,両種目とも2年Aチームが優勝しました。皆さん,本当に良く頑張りました。今晩はしっかりと食事を摂って,しっかりと勉強してください。羽ノ浦校教職員全員が皆さんの成長を心から応援しています。
 ところで,今日は見事なまでの快晴でした。寒椿も満開が近づいてきました。明日はいよいよ冬至です。柚子湯にでも浸かってゆっくりと一年を振り返りたいものです。
 明日,看護科は第2学期終業式,専攻科は冬季休業前集会と後期考査です。



  

「消費者教育出前授業」を実施しました。

 今日,看護科2年生を対象に「消費者教育出前授業」を実施しました。講師として,徳島県消費者情報センターの坂田先生をお迎えし,「これだけは知っておこう!~消費者トラブルに遭わないために~」というテーマで御講義をいただきました。昨今の消費者トラブルの現状からお話は始まり,20歳という年齢(羽ノ浦校なら専攻科2年生)が悪徳業者にターゲットとされる危険な年齢であること,「契約」とは何か,安易な「契約」に潜む恐怖,クーリング・オフ制度等について,クイズ形式を交えながら分かり易く楽しく教えてくださいました。
 しかし,世の中,どうしてこうも悪徳業者や善良な市民を騙して金を毟り取ろうという輩が後を絶たないのでしょう。生徒の皆さん,絶対に消費者トラブルに巻き込まれない賢明な消費者になってください。私もそうなるようしっかり勉強していきたいと思います。
 ところで,今日は朝から冬曇りの陰鬱になるような天気でしたが,午後から少しずつ晴れ間が広がってきました。寒さも今月上旬の真冬のような冷たさからは随分と緩んだように感じられます。今年も後10日ほどになりました。羽ノ浦校看護科は明日は午前中授業と大掃除です。専攻科1・2年生は現在,後期考査の真っ最中です。 

 

「看護における倫理」研究授業。

 今日,西岡教諭が専攻科2年で研究授業を行いました。科目名は「看護学概論」で,単元名は「看護における倫理」です。単元の目標は,①倫理とは何か,看護職を目指す中で,なぜ倫理を学ぶ必要があるのかを理解する②医療・看護をめぐる倫理的問題には,どのようなものがあるかを理解する③医療・看護をめぐる倫理原則を理解し,倫理的問題や倫理的ジレンマの解決にどのように取り組むべきかを学ぶ,の3つです。
 そして,本時の指導目標は,①臨床場面における倫理的問題に気づき,患者の立場に立った最善の解決策について考えさせる②看護師として果たす役割について考えさせる,の2つです。学校長を始め7名の教員がメモを取りながら熱心に参観する中,90分間の授業は,凛と張りつめた空気の中で,教諭の説明→学生の意見発表→グループ討議→学生の討議結果発表→教諭の説明と展開されていきました。本当に,いつものことながら,学習に取り組む学生の真摯な姿勢には感心するばかりです。
 今朝も見事な青空でしたが,昼過ぎから次第に灰色の冬雲が広がってきました。4日後は冬至です。

防災訓練を実施しました。

   12月15日(金)の午前中,防災訓練を実施しました。今回は,県南部総合県民局保健福祉環境部の全面協力と御指導の下,「妊産婦・乳幼児に配慮したモデル避難所運営訓練」として,災害弱者となる可能性の大きい妊産婦・乳幼児に特に焦点を当てた避難所作りとその運営について訓練をしました。
 昨日の四国放送・NHK徳島のニュースや今日の徳島新聞朝刊でも大きく取り上げられていましたので,御覧になった方,お読みになった方も多いかと思います。羽ノ浦校生徒・学生・教職員,徳島県関係者,防災士会,地区自主防災クラブ,助産師会,徳島大学研究者,阿南共栄病院医師,阿南市関係者,阿南市社会福祉協議会,地元住民,賛同企業関係者等,校内外の300名を優に超える参加者を集めての大規模な防災訓練となりました。師走の寒風の中,乳幼児を連れたお母様方も19組が参加してくださいました。
 訓練は体育館を中心に,文字どおり「妊産婦・乳幼児に配慮した」避難所設営を行い,その運営を模擬体験し,最後に,ブースごとの意見交換による問題点の洗い出しと発表,学識経験者の御講評と御講演をいただくという形で進められました。
 正味約3時間ほどの訓練でしたが,驚くほどに中身の凝縮された,学びどころ満載の大変有意義な訓練となりました。校外からの参加者の皆様,本当にありがとうございました。 

寒椿と山茶花。

   ここ数日,本当に寒い日が続いています。連日の最高気温も平年値を5度程度下回っています。晴天であっても風が吹くだけで冷たさに身が縮みます。
 中庭花壇の寒椿が大分花開きました。目の覚めるような紅色をしています。運動場の端に並んでいる山茶花も少しずつ開花してきました。こちらも鮮やかな赤色をしています。
 早,12月も折り返し点が近づいてきました。明日15日(金)は防災訓練を行います。羽ノ浦校は災害時の避難場所・避難所に指定されており,今回は,体育館を中心に校舎内教室も使用して,県南部総合県民局の御指導の下,関係諸機関,乳幼児の保護者,阿南防災士会,地域の自主防災クラブ,羽ノ浦校生徒・学生・教職員等の参加により,「妊産婦・乳幼児に配慮したモデル避難所運営訓練」を実施します。寒い中での訓練ですが,学ぶこと,得るものの多い訓練にしたいと思っています。
 ところで,昨日から今日にかけて,広島高等裁判所が伊方原発3号機の運転差し止め決定を出したことが大きく詳しく報じられています。その理由は,徳島新聞の『鳴潮』氏によると,「(前略)熊本県の阿蘇で大規模な噴火が起きた際,火砕流が到達する可能性が小さいとはいえず,立地には適さない。(後略)」というものです。こうした決定は高裁レベルでは初めてのものだそうです。この決定に賛否両論があるようですが,少なくとも,日本がいろいろな大規模自然災害から逃れることのできない宿命を背負っていることは間違いないと思います。
 今日は義士祭です。 

 

「看護臨地実習」事前学習会及び保護者説明会。

  12月11日(月),13:30~15:30,看護科2年生とその保護者の皆様を対象に,「「看護臨地実習」事前学習会及び保護者説明会」を開催しました。保護者の皆様には,平日の昼間,又大変寒い中お集まりいただきありがとうございました。
 看護科2年生は,年明け1月10日(水)から初めての看護臨地実習に入ります。お世話になる病院は,阿南共栄病院様,阿南中央病院様,田岡病院様で,期間は11日間になります。生徒の皆さんは不安と期待が入り混じった気持ちを抱えており,保護者の皆様にも心配されている方がいらっしゃると思います。
 そのため,「説明会」には,阿南中央病院の三木看護副部長様を講師としてお迎えし,看護臨地実習に臨むにあたっての心構えや注意点を,看護職をめざすとはどういうことかという原点にまで立ち返って,丁寧に分かり易くお話をいただきました。御多忙の中,貴重なお話,本当にありがとうございました。
 生徒の皆さんは,この冬休み,初めての実習に向けてしっかりと心身の準備をしてください。早寝・早起き・手洗い・うがい・十分な栄養摂取はもちろん,勉強もしっかりやってください。

 

「専門学科・総合学科合同説明会」に参加しました。

   12月10日(日),徳島県教育委員会主催の「専門学科・総合学科合同説明会」に参加しました。徳島市内,四国大学交流プラザで,前半・後半の2部に分かれて開催され,羽ノ浦校看護科は午後2時40分からの第2部で,看護科紹介・学校紹介のプレゼンテーションと個別相談を行いました。
 看護科設置高校は県下で羽ノ浦校だけなので,看護科の紹介イコール羽ノ浦校の紹介になります。出席されている中学1・2年生・保護者の方々は11組とやや寂しい気もしましたが,個別相談には3組の方々が残ってくださり,看護科や羽ノ浦校について熱心に質問をしてくださり,お答えする学校側としてもとても嬉しい思いになりました。
 来年度の中学生体験入学や文化祭,公開授業でお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。