学校生活

2017年9月の記事一覧

9月13日の夕焼け空。

 早,9月も半ばとなりました。毎日が,夏と秋のせめぎ合いのようです。秋雨前線の影響で本降りとなり涼しくなったかと思うと,翌日には梅雨時のような蒸し暑さが戻って来たり,夜になり虫の音が騒がしくなったと思うと,次の日には蝉の鳴き声が聞こえてきたり,彼岸花が咲き始めたなと思うと,朝顔が大輪を開かせていたり,といった様子です。
 今日,久しぶりに美しい夕焼け空が見られました。羽ノ浦校の校舎も夕陽に照らされ茜色に染められていました。看護科3年生の臨地実習もあと1週間です。専攻科2年生では看護研究発表が続いています。21日(木)からは専攻科1年生の臨地実習が始まります。皆さんしっかり頑張ってください。全教職員が応援しています。

 

専攻科2年生看護研究発表会。

 先週の8日(金)から専攻科2年生の看護研究発表会が始まりました。学生たちは病院臨地実習の体験を基に,自ら研究テーマを決めて,夏季休業前から研究活動を開始しました。自分の力で様々な文献を調べるとともに,担当教員の指導を繰り返し受けながら,夏季休業中も自主登校をし,立派な『看護研究抄録』とプレゼンテーション用のスライドを作り上げました。
 1人当たり約15分の持ち時間で,パソコン操作をしながらスライドを繰り続け,淀みなく説明をしていく姿は,本当に見事というしかありません。発表の後には質疑応答の時間がとられ,一度に何人もの挙手があり,専門的な用語が飛び交う活発な意見交換がなされていました。発表2日目の今日は,看護科3年生も出席し,先輩たちの素晴らしい研究発表に聴き入っていました。この発表会は明日以降も続けられます。

  

9月9日です。

   今日は9月9日、重陽の節句、菊の節句です。陽数である奇数のうち最大の9が重なるので「重陽」なのだそうです。昔は、他の節句、桃の節句や端午の節句などよりも盛大に祝ったそうです。今はすっかり影が薄くなっていますが、これから各地で菊祭りが開かれることでしょう。
    二十四節気の「白露」も過ぎた新涼にも関わらず、羽ノ浦校では朝顔が満開です。葉の黄ばみ始めた緑のカーテンの中で、毎朝可憐に咲き誇っています。
    ところで、今日は、「救急の日」でもあり、算数の「九九の日」でもあります。そして、あらゆるメディアで盛んに報じられているように、北朝鮮の69回目の建国記念日です。唯々、最悪の事態、有事の起こらないことを祈るばかりです。

 

「災害時母子支援研修会」を実施しました。

    今日,徳島県南部総合県民局保健福祉環境部の主催で,羽ノ浦校講義室を会場に,「平成29年度南部圏域災害時母子支援研修会」が実施されました。主催者のほか,市町の防災関係担当者,病院等医療施設の防災担当者,徳島大学関係者,助産師・保健師の皆様,地域の自主防災クラブの皆様,羽ノ浦校専攻科2年生・教員等,約80名が参加する盛会となりました。
 研修は,南部県民局からの状況報告「南部圏域を取り巻く母子・災害支援の状況」,地域の取組(羽ノ浦校,自主防災グループ,徳島大学),基調講演(神奈川県立保健福祉大学 吉田穂波 先生)に続き,約1時間半にわたってグループワークが行われました。グループワークのテーマは「災害発生時に必要な支援を考える」というもので,参加者が10グループに分かれて,次々に投げかけられる課題に対して討議を行い,意見を発表し合いました。校内外の幅広い年齢層・多様な職種の人たちがグループを混成し,驚くほど活発な議論が繰り広げられました。 
 羽ノ浦校の学生・教員にとっても,容易には得られない貴重な素晴らしい体験となりました。関係の皆様,大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

今日の新聞記事より。

  今日の徳島新聞朝刊に「マダニ感染症 患者急増」という大きな記事が社会面に載っていました。内容は,マダニが媒介する感染症である「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が全国的に急増していること,徳島県でも7月に高齢の女性がSFTSで亡くなられたこと,感染を防ぐために,マダニに刺されないために野山で活動する際の注意事項,もし刺された時の対処法,早めに受診することの大切さ等がまとめられていました。この記事でアドバイスをされている医師,阿南市の馬原文彦先生は日本紅斑熱の発見者であり,マダニ感染症研究の第一人者でいらっしゃいます。そして,先生は羽ノ浦校で専攻科の「感染症」の講義を担当してくださっています。学生たちは,これらの病気について,先生の授業でしっかりと学び,理解を深めるに違いありません。
 ところで,今朝,盛りを過ぎたゴーヤーのカーテン(緑のカーテン)で一匹のカマキリを見つけました。さほど大きくはありませんが,近づいてカメラを向けても微動だにせず,威風を感じさせるものでした。