2017年12月の記事一覧
親子クッキング教室を開催しました。
今年度のメニューは,「焼肉」・「白菜のチョレギ」・「牛肉入りわかめスープ」・「雑穀入り御飯」の4点でした。保護者,生徒・学生,教職員ら15名が参加し,講師先生の指導を受けながら,手際よく調理を進めていきました。午後6時過ぎから調理を開始し,午後7時半頃,全ての料理が完成しました。
どれもこれも本当に美味しく,感動的な出来栄えでした。「白菜のチョレギ」はグループにより辛さも甘辛から大辛へと様々で,それも又楽しいものでした。ボリュームもたっぷりで,お腹も心も満たされた後,余った料理は皆で分けて,家族へのお土産として持ち帰りました。講師の呉(オ)先生,お世話になりました。ありがとうございました。
ところで,12月8日は太平洋戦争開戦76周年の日でした。昨年の75周年の時と比べると,マスコミの報道も随分と少なかったように感じます。平和が基にあってこそ,国民の生命・人権が守られ,日本国憲法の理想が実現するのだと思います。今上天皇陛下御退位のスケジュールも決まったようです。私たちは,折に触れて,日本という国の在り方について考えなければならないのではないでしょうか。
「危機状況への対処を促す看護」研究授業。
今日,岡久教諭が専攻科1年で研究授業を行いました。科目名は「成人健康生活支援概論」で,単元名は『危機状況への対処を促す看護』です。単元の目標は『Lazarus&FolkmanやAguilera&Messickの危機問題解決モデルの適用場面がわかり,理論を用いることの意味を考える。』というものです。
専攻科の授業は90分で行われるため,50分授業とはまた違った授業計画と授業準備が必要になってきます。また,今回は県教育委員会学校教育課から担当指導主事も参観に来られ,羽ノ浦校の看護担当教員約10人も参観しました。
学生たちはいつものように,真摯な眼差しで講義に耳を傾け,真剣にグループ討議を行い,元気に意見発表をしていました。
「災害看護」の講演会を行いました。
今日も随分と寒い一日となっています。専攻科1・2年生を対象に,「災害看護」の講演会を開催しました。講師として,臨地実習でも大変お世話になっているJA徳島厚生連 阿南共栄病院から,感染管理認定看護師の幸木 様をお迎えし,『DMAT・病院組織内での自己の役割』という題で御講演をいただきました。
先生の知見と御経験に基づき,災害と災害の種類,災害拠点病院と災害支援病院,災害サイクルとサイクル別の災害看護活動,DMATとは,DMATの活動内容・訓練,当院の災害に関する活動,という内容で映像を交えながらの90分の御講演でした。
羽ノ浦校では,今月15日(金)に県南部総合県民局の御指導の下,多くの関係機関と地域の方々が参加する防災訓練を予定しています。学生たちにとっては,その事前学習にもなったことと思います。幸木先生,ありがとうございました。
寒椿の蕾が開き始めました。真っ青な空が広がっていますが,吹く風には思わず身を竦めてしまいます。廊下に飾られた生け花も冬仕様に変わってきました。明日は,看護科の第2学期末考査3日目です。午後からは,教職員・保護者等対象の「LGBTに関する人権セミナー(講演会)」が予定されています。
看護科は明日から期末考査です。
今日はとても寒い日となっています。昼前からは冷たい小雨が降り始めました。いよいよ冬の到来を実感させます。看護科1~3年生は明日から第2学期末考査が始まります。欠点を取らないよう,しっかり準備をしてください。特に10月の中間考査が不振だった人は必ず挽回してください。御家庭におかれましては保護者の皆様からの御督励をお願いいたします。
専攻科2年生は今日で特別養護老人ホームと介護老人保健施設での「在宅看護論実習」が終了します。これで,羽ノ浦校5年間でのすべての臨地実習が終了することになります。後は,2月18日(日)実施予定の第107回看護師国家試験に向けて,専攻科2年生38名の全員合格に向けて邁進するのみです。
羽ノ浦校では,毎日の昼食時間に合わせて,技師さんが様々な種類のお茶を準備してくれています。緑茶・ほうじ茶・玄米茶・番茶・烏龍茶・紅茶・黒豆茶等,健康に良し,美容に良し,ダイエットに良しの温かいお茶は生徒・学生・教職員に大好評です。
明日から第69回人権週間です。
明日,12月4日(月)から10日(日)まで,第69回「人権週間」です。法務省のホームページによると,1948(昭和23)年の12月10日に国連総会で「世界人権宣言」が採択され,2年後の国連総会で,この「世界人権宣言」採択日である12月10日を「人権デー」と定め,この日を祝賀し人権活動推進のための諸行事の開催が加盟各国に要請されたとのことです。そして,日本では,1949(昭和24)年から毎年12月10日までの1週間を「人権週間」と定めたとのことです。
今年度の第69回「人権週間」では,「みんなで築こう 人権の世紀 ~考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心」を重点目標として17の強調事項を掲げ,啓発活動が展開されるとのことです。
今日の新聞には,このスローガンが載った「羽ノ浦 人権フェスティバル」の案内チラシが入っていました。12月9日(土),13:30~15:30,阿南市情報文化センターで開催されるとのことです。人権作文の発表,人権朗読及び人権啓発標語・ポスター展等が行われるようです。
羽ノ浦校でも,12月7日(木)の午後3時から4時半まで,「LGBTに関する人権セミナー(講演会)」を予定しています。まさに,「違いを認め合う心」を確立する一助とするための講演会です。まだいくらか席に余裕がございます。この機会にLGBT(性的マイノリティ)の問題について勉強してみようと思われる皆さん,ぜひ羽ノ浦校まで御連絡ください。【0884-44-2054】
この世界に,人権より大切なものはないと思います。その基が生命であり,平和に他なりません。羽ノ浦校でも,教育指導計画の重点目標に,「人権尊重の意識・実践力を育む人権教育」・「いじめや体罰を許さず,豊かな心を育む生徒指導」・「心身の健康と安全をめざす健康教育」・「能動的に防災に対応することのできる人材を育成する防災教育」等を掲げて頑張っています。
最近,社会全体で,人権の大切さや生命の尊さ,平和を希求する心の崇高さが軽んじられているような風潮が感じられないでもありません。この1週間,人権について,生命について,そして平和についてじっくりと考えてみたいものです。