学校生活

羽ノ浦校での学校生活を紹介します。

「危機状況への対処を促す看護」研究授業。

     今日,岡久教諭が専攻科1年で研究授業を行いました。科目名は「成人健康生活支援概論」で,単元名は『危機状況への対処を促す看護』です。単元の目標は『Lazarus&FolkmanやAguilera&Messickの危機問題解決モデルの適用場面がわかり,理論を用いることの意味を考える。』というものです。
 専攻科の授業は90分で行われるため,50分授業とはまた違った授業計画と授業準備が必要になってきます。また,今回は県教育委員会学校教育課から担当指導主事も参観に来られ,羽ノ浦校の看護担当教員約10人も参観しました。
 学生たちはいつものように,真摯な眼差しで講義に耳を傾け,真剣にグループ討議を行い,元気に意見発表をしていました。 

        

「災害看護」の講演会を行いました。

     今日も随分と寒い一日となっています。専攻科1・2年生を対象に,「災害看護」の講演会を開催しました。講師として,臨地実習でも大変お世話になっているJA徳島厚生連 阿南共栄病院から,感染管理認定看護師の幸木 様をお迎えし,『DMAT・病院組織内での自己の役割』という題で御講演をいただきました。
 先生の知見と御経験に基づき,災害と災害の種類,災害拠点病院と災害支援病院,災害サイクルとサイクル別の災害看護活動,DMATとは,DMATの活動内容・訓練,当院の災害に関する活動,という内容で映像を交えながらの90分の御講演でした。
 羽ノ浦校では,今月15日(金)に県南部総合県民局の御指導の下,多くの関係機関と地域の方々が参加する防災訓練を予定しています。学生たちにとっては,その事前学習にもなったことと思います。幸木先生,ありがとうございました。
 寒椿の蕾が開き始めました。真っ青な空が広がっていますが,吹く風には思わず身を竦めてしまいます。廊下に飾られた生け花も冬仕様に変わってきました。明日は,看護科の第2学期末考査3日目です。午後からは,教職員・保護者等対象の「LGBTに関する人権セミナー(講演会)」が予定されています。


 
  

看護科は明日から期末考査です。

 今日はとても寒い日となっています。昼前からは冷たい小雨が降り始めました。いよいよ冬の到来を実感させます。看護科1~3年生は明日から第2学期末考査が始まります。欠点を取らないよう,しっかり準備をしてください。特に10月の中間考査が不振だった人は必ず挽回してください。御家庭におかれましては保護者の皆様からの御督励をお願いいたします。
 専攻科2年生は今日で特別養護老人ホームと介護老人保健施設での「在宅看護論実習」が終了します。これで,羽ノ浦校5年間でのすべての臨地実習が終了することになります。後は,2月18日(日)実施予定の第107回看護師国家試験に向けて,専攻科2年生38名の全員合格に向けて邁進するのみです。
 羽ノ浦校では,毎日の昼食時間に合わせて,技師さんが様々な種類のお茶を準備してくれています。緑茶・ほうじ茶・玄米茶・番茶・烏龍茶・紅茶・黒豆茶等,健康に良し,美容に良し,ダイエットに良しの温かいお茶は生徒・学生・教職員に大好評です。 

明日から第69回人権週間です。

 明日,12月4日(月)から10日(日)まで,第69回「人権週間」です。法務省のホームページによると,1948(昭和23)年の12月10日に国連総会で「世界人権宣言」が採択され,2年後の国連総会で,この「世界人権宣言」採択日である12月10日を「人権デー」と定め,この日を祝賀し人権活動推進のための諸行事の開催が加盟各国に要請されたとのことです。そして,日本では,1949(昭和24)年から毎年12月10日までの1週間を「人権週間」と定めたとのことです。
 今年度の第69回「人権週間」では,「みんなで築こう 人権の世紀 ~考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心」を重点目標として17の強調事項を掲げ,啓発活動が展開されるとのことです。
 今日の新聞には,このスローガンが載った「羽ノ浦 人権フェスティバル」の案内チラシが入っていました。12月9日(土),13:30~15:30,阿南市情報文化センターで開催されるとのことです。人権作文の発表,人権朗読及び人権啓発標語・ポスター展等が行われるようです。
 羽ノ浦校でも,12月7日(木)の午後3時から4時半まで,「LGBTに関する人権セミナー(講演会)」を予定しています。まさに,「違いを認め合う心」を確立する一助とするための講演会です。まだいくらか席に余裕がございます。この機会にLGBT(性的マイノリティ)の問題について勉強してみようと思われる皆さん,ぜひ羽ノ浦校まで御連絡ください。【0884-44-2054】  
 この世界に,人権より大切なものはないと思います。その基が生命であり,平和に他なりません。羽ノ浦校でも,教育指導計画の重点目標に,「人権尊重の意識・実践力を育む人権教育」・「いじめや体罰を許さず,豊かな心を育む生徒指導」・「心身の健康と安全をめざす健康教育」・「能動的に防災に対応することのできる人材を育成する防災教育」等を掲げて頑張っています。
 最近,社会全体で,人権の大切さや生命の尊さ,平和を希求する心の崇高さが軽んじられているような風潮が感じられないでもありません。この1週間,人権について,生命について,そして平和についてじっくりと考えてみたいものです。

今日から12月です。

  今日から12月です。気象予報では12月は寒い日が多くなるとのことです。今も晴れていますが,吹く風は随分と冷たいです。2017年もあと1月で終わりです。
 看護科は,来週の火曜日(5日)から第2学期末考査が始まります。生徒の皆さんは,気持ち良く冬休みを迎えるためにも,この土日,しっかりと勉強してください。
 山茶花の蕾が少しずつ膨らみ始めてきました。でもそれもほんの一部だけで,咲き揃うまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
 一昨日,また北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を行いました。アメリカ全土を射程に収める大陸間弾道ミサイルの完成が急速に近づいていると評論されています。この緊迫した状態はいったいいつまで続くのでしょうか。収束するのでしょうか。ますます悪化するのでしょうか。生徒・学生の皆さん,保護者の皆様は今一度,当ホームページトップ画面『お知らせ』の「北朝鮮による弾道ミサイル発射に係る臨時休業等について」に目を通してください。
 ところで,今日12月1日は「世界エイズデー」です。病気の拡大・蔓延を予防し,感染者や患者に対する偏見や差別を無くすことを目的に,1988年にWHO(世界保健機関)が制定したものです。大切なことは,感染予防,検査による早期発見,早期治療です。保健所では,匿名・無料で検査することができます。早期に発見できれば,かつてのような「死に至る病」ではありません。積極的に検査を受けましょう。今の生活をこれからも続けていくために。

今日は「年金の日」です。

  今日,11月30日は「年金の日」だそうです。いつ制定されたのかは寡聞にして知りませんが,「いい みらい」の語呂合わせだそうです。厚生労働省と日本年金機構からはポスターが届いており,今日まで掲示していました。
 羽ノ浦校専攻科2年生は20歳になるので,国民年金への加入が義務付けられていますが,多くの学生は 「学生納付特例制度(要申請)」により保険料の納付が猶予されています 。生徒・学生にとっては『年金』はとてつもなく先の,実感を全く伴わない話のようですが,若くして不幸にも事故や病気で障がいを負った際に障害基礎年金が支給されるというメリットは知っておかなくてはならないと思います。
 今後,日本の年金制度がどうなっていくのか,知る由もありませんが,人生90年時代,100年時代も近いといわれる今日,学生の皆さんにとっても,決して他人事であってはならないと思います。
    今日で11月も終わります。2017年も残すところ1月です。 

今日の新聞記事より。

  今日の徳島新聞『ことば遍路』に,「文明はマイノリティたちの扱いによって判断される」という,マハトマ・ガンジー(1869~1948)の言葉が紹介されています。インドを英国からの独立に導いた卓越した政治指導者であり,偉大な思想家でもあった,あまりに有名な人物の言葉です。紙面では「(前略)多数派集団の中で飢える人がいなくなれば,そこからやっとマイノリティに文明の恩恵が与えられる・・・はずだった。日本には,ホームレスがいる。自分の暮らしを大きく犠牲にしなければ子供を育てられない母親がいる。日本の文明はどうなっているのだろう。」と語られています。
 また,別頁には,『性別適合手術に保険適用 来年度整備へ厚労省検討 社会的認知拡大で』という記事が載っています。記事中では,「(前略)近年,性的マイノリティーへの社会的認知が広がっていることが背景にあり,社会保障制度でも支援体制を整える動きが始まったといえそうだ。(後略)」と紹介されています。
 これまで,当ホームページで何度も御案内させていただきましたが,12月7日(木)には,羽ノ浦校で「LGBTに関する人権セミナー(講演会)」が予定されています。時間は午後3時から4時半までです。まだ,いくらか席に余裕がございます。LGBTの問題に関心をお持ちの方,この機会に勉強してみようと思われる方,ぜひ羽ノ浦校まで御連絡ください。
【羽ノ浦校:0884-44-2054】
   昨日,看護科1~3年の第2学期末考査の時間割発表があり,現在,職員室は看護科生徒入室禁止中です。しっかり勉強してください。心から応援しています。

 

演劇部が活躍しました。

 昨日,第36回徳島県高校総合文化祭演劇部門(併催として,第69回徳島県高等学校演劇研究大会)が徳島県郷土文化会館(あわぎんホール)大ホールで開催され,羽ノ浦校演劇部も出場し,「意外とゆっくり飛んでいる」を上演しました。
 キャスト・スタッフ合わせて8名の小所帯ですが,この日に向けて日々,猛練習を積み重ねてきました。9:40~10:30の舞台で,練習の成果を十二分に発揮し,多くの拍手を得ることができ,見事「優秀賞」と「舞台芸術賞」を獲得することができました。本当におめでとうございます。 

徳島県高校生産業教育展に参加しました。

 昨日,23日(木・祝),徳島県産業教育振興会と徳島県教育委員会の主催で開催された「徳島県高校生産業教育展」に参加しました。場所は,そごう徳島店6階大催事場です。羽ノ浦校看護科もブースを構え,看護科ならではの日頃の学習成果を県民の皆様に披露させていただきました。具体的には,健康チェックとして,血圧測定・SpO 2 測定・体脂肪量等測定・握力測定を行いました。看護科3年生10名が午前の部と午後の部に分かれ,次々と訪れてくださる体験者様の健康チェックに当たりました。
 老若男女の多くの県民の皆様,県教育委員会教育長様を始めとする県教育委員会幹部の皆様,同じく産業教育展に参加された他校高校生や教職員の皆様,オランダから四国遍路に来られて22日(水)に無事結願された男性の方など,生徒たちは緊張しながらもしっかりと対応していました。
 午後には,準備していた『健康チェック記録用紙』が無くなってしまうほどの盛況ぶりで,生徒たちにとって本当に良い勉強の機会となりました。ありがとうございました。 

専攻科1年ビジネスマナー講習会。

  先日,22日(水),専攻科1年生を対象に「ビジネスマナー講習会」を開催しました。時間は午後3時から午後4時半までの90分間,講師は,株式会社 テレコメディア の徳島支店長 有吉栄治郎 様と 教育訓練部プロデューサー 柳田圭恵子様のお2人です。
 柳田様は御多用の中,わざわざ東京からおいでくださいました。元航空会社国際便の客室乗務員という経歴を持たれている方で,専攻科生が来年度の夏以降に病院等医療施設の就職試験を受けることを想定し,面接に挑む心構え,身だしなみ,立ち居振る舞い,挨拶の仕方等,実技練習を交えながら,詳しく楽しく御指導いただきました。ありがとうございました。とても良い勉強になりました。