学校生活

2017年10月の記事一覧

体内環境と恒常性。

  鳴門教育大学教職大学院に派遣研修中の富永教諭が,看護科2年の「生物基礎」で授業実践を行いました。単元は「体内環境と恒常性」で,学習目標は,作問学習を通して既習内容の知識の定着を図る,というものです。
 生徒たちはグループに分かれ,最初の10分間は一人一人で問題を作り,次の10分間はグループ内で交互に問題を解き,コメントを書き入れました。そして,最後の20分間は,教室内で各グループを移動しながら,出会った人と問題を交換し,お互いの問題を解き合うという作業を行いました。
 生徒たちはいつものように,元気に明るく,真面目に楽しそうに活動していました。
 ところで,今月10日に公示された第48回衆議院議員総選挙はその運動期間の折り返し点を迎えました。22日(日)の投開票日まであと6日となりました。テレビでの政見放送も始まりました。生徒・学生の皆さん,中間考査の勉強,臨地実習等で忙しいとは思いますが,政見放送も見て,ぜひ投票先(政党・候補者)を考える参考にしてください。 若い皆さんが投票所に足を運び,自らの意思表示をしないと,若い皆さんのための政策は重視されません
 今回の選挙の争点は沢山あります。憲法第9条はどうするのか,消費税増税はどうするのか,財政再建はどうするのか,少子高齢化対策はどうするのか,待機児童の問題はどうするのか,医療制度はどうするのか,年金制度は大丈夫なのか,幼児教育の無償化はどうするのか,高等教育の無償化・給付型奨学金はどうするのか,地方創生はどうするのか,国民間の経済格差・貧富の格差はどうするのか,景気回復はどうするのか,デフレ脱却はどうするのか,原子力発電はどうするのか,働き方改革はどうするのか,北朝鮮問題はどうするのか,沖縄の米軍基地問題はどうするのか等々。
 あと6日間,自分でしっかり考えて大切な一票を投じてください。棄権するのは絶対にやめましょう。
 

今日もエアコン設置工事中です。

  今日も昨日に引き続き,美術教室と書道教室へのエアコン設備設置工事が行われています。朝から小雨の降りしきる肌寒い中,クレーン車も到着し,順調に作業は進んでいるようです。当初予定では,今日で終了しますが,これから雨が激しくなると作業は中止・延期になる可能性もあります。何とか夕方まで小雨状態でもってほしいものです。
 ところで,看護科では明後日(17日(火))から第2学期中間考査が始まります。20日(金)までの4日間です。生徒の皆さんは絶対に欠点を取らないように,苦手科目を最優先にしっかり勉強をして受験してください。保護者の皆様におかれましては,御家庭での生活指導を宜しくお願いいたします。
 話は変わりますが,第48回衆議院議員総選挙まで後1週間となりました。生徒・学生の皆さんの中には,もう「期日前投票」に行った人もいるかもしれません。22日(日)の投票日までには必ず投票に行ってください。先週末あたりから,各政党や各候補者の新聞広告や宣伝チラシの差し込みが目立つようになりました。各政党や各候補者の公約や主張をしっかりと読み取り,貴重な一票の投票先を自分の考えと判断で選んでください。平和で民主的で公正な,安全・安心で豊かな国家・社会・地域を作るために,国民・主権者・有権者・地域住民としての責務を果たしてください。

 

エアコン設置工事中です。

  今日,朝からエアコン設備の取り付け工事が行われています。設置場所は,美術教室と書道教室です。従来から音楽教室にはエアコン設備がありましたが,この2教室にはありませんでした。そのため,夏場の授業はとても厳しいものがあり,特に西陽の暑さは尋常なものではなく,数台の家庭用扇風機で何とか凌ぐしかありませんでした。
 そこで,この度,PTAの力をお借りし,いわゆる「民活」という形で,エアコン設備の取り付けと使用が実現することになりました。当初はもっと早く,今年の夏場に間に合うようにと計画・準備を進めていたのですが,可能な限りより良い教育環境にしようというPTA役員の皆様の熱い思いがあり,又,業者さんとの連絡調整に時間が掛かり,結果的にこの時期にずれ込んでしまいました。
 美術教室と書道教室は,芸術だけでなく,他の教科や看護専門科目の授業でも使用しており,生徒の皆さんには,この冬からはストーブや膝掛等を持ち込む必要もなく,快適な環境で授業を受けてもらうことができると思います。PTA役員並びに会員の皆様,本当にありがとうございました。

 

専攻科2年生臨地実習中です。

  専攻科2年生(羽ノ浦校5年生)は現在,臨地実習中です。10月10日(火)から11月17日(金)まで,前・後半合わせて24日間の実習となります。阿南共栄病院,徳島赤十字病院,第一病院,藍里病院でお世話になっています。
 羽ノ浦校5年一貫看護師課程での学習期間も後4か月余りとなりました。2月18日(日)には第107回看護師国家試験が控えています。臨地実習でしっかり体験しておかないと解けない出題が増えてきている現状があり,学生が実習に臨む姿にも緊張感が漲っています。病院の職員・患者の皆様に多大な御迷惑をお掛けしていることを肝に銘じ,しっかりと成果の上がる実習に努めてください。 

食品中のおもな栄養素。

  今日,理科担当の松田教諭が5年次研修の一環として,看護科第1学年の科目「科学と人間生活」で研究授業を行いました。単元名は「食品中のおもな栄養素~タンパク質・脂質の性質~」で,学習目標は,豆腐及びバター作成の観察・実験を通して,実験の基本操作を習得するとともに,身近な食品と化学変化のつながりを理解する,というものです。
 生徒たちは4人ごとのグループに分かれて,豆腐作りとバター作りの実験を行いました。理科はやはり実験あってこその教科だと思わせるほど,生徒たちは嬉々として加熱されているビーカー内の豆乳を掻き混ぜ,温度を計り,にがりを投入していました。また,力の限り,生クリームが入ったペットボトル,牛乳の入ったペットボトルを振り続けました。
 生クリームはバターになりましたが,加熱処理してある牛乳はバターに変化しませんでした。実験終了後,その理由について班ごとに話し合い,発表しました。最後に,松田教諭が理論的にその理由を説明して授業を終えました。