学校生活

羽ノ浦校での学校生活を紹介します。

9月9日です。

   今日は9月9日、重陽の節句、菊の節句です。陽数である奇数のうち最大の9が重なるので「重陽」なのだそうです。昔は、他の節句、桃の節句や端午の節句などよりも盛大に祝ったそうです。今はすっかり影が薄くなっていますが、これから各地で菊祭りが開かれることでしょう。
    二十四節気の「白露」も過ぎた新涼にも関わらず、羽ノ浦校では朝顔が満開です。葉の黄ばみ始めた緑のカーテンの中で、毎朝可憐に咲き誇っています。
    ところで、今日は、「救急の日」でもあり、算数の「九九の日」でもあります。そして、あらゆるメディアで盛んに報じられているように、北朝鮮の69回目の建国記念日です。唯々、最悪の事態、有事の起こらないことを祈るばかりです。

 

「災害時母子支援研修会」を実施しました。

    今日,徳島県南部総合県民局保健福祉環境部の主催で,羽ノ浦校講義室を会場に,「平成29年度南部圏域災害時母子支援研修会」が実施されました。主催者のほか,市町の防災関係担当者,病院等医療施設の防災担当者,徳島大学関係者,助産師・保健師の皆様,地域の自主防災クラブの皆様,羽ノ浦校専攻科2年生・教員等,約80名が参加する盛会となりました。
 研修は,南部県民局からの状況報告「南部圏域を取り巻く母子・災害支援の状況」,地域の取組(羽ノ浦校,自主防災グループ,徳島大学),基調講演(神奈川県立保健福祉大学 吉田穂波 先生)に続き,約1時間半にわたってグループワークが行われました。グループワークのテーマは「災害発生時に必要な支援を考える」というもので,参加者が10グループに分かれて,次々に投げかけられる課題に対して討議を行い,意見を発表し合いました。校内外の幅広い年齢層・多様な職種の人たちがグループを混成し,驚くほど活発な議論が繰り広げられました。 
 羽ノ浦校の学生・教員にとっても,容易には得られない貴重な素晴らしい体験となりました。関係の皆様,大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

今日の新聞記事より。

  今日の徳島新聞朝刊に「マダニ感染症 患者急増」という大きな記事が社会面に載っていました。内容は,マダニが媒介する感染症である「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が全国的に急増していること,徳島県でも7月に高齢の女性がSFTSで亡くなられたこと,感染を防ぐために,マダニに刺されないために野山で活動する際の注意事項,もし刺された時の対処法,早めに受診することの大切さ等がまとめられていました。この記事でアドバイスをされている医師,阿南市の馬原文彦先生は日本紅斑熱の発見者であり,マダニ感染症研究の第一人者でいらっしゃいます。そして,先生は羽ノ浦校で専攻科の「感染症」の講義を担当してくださっています。学生たちは,これらの病気について,先生の授業でしっかりと学び,理解を深めるに違いありません。
 ところで,今朝,盛りを過ぎたゴーヤーのカーテン(緑のカーテン)で一匹のカマキリを見つけました。さほど大きくはありませんが,近づいてカメラを向けても微動だにせず,威風を感じさせるものでした。

 

久しぶりの雨降りです。

  最近,朝夕随分と涼しくなってきたように感じられます。明後日は二十四節気の一つ「白露」です。広辞苑によると「太陽の黄経が165度の時。秋分前の15日,すなわち太陽暦の9月8日頃に当り,この頃から秋気がようやく加わる。」とのことです。今年は1日ずれて7日が白露にあたります。
 8月の後半,ほとんど降雨がなかったように思いますが,今日は昼前から小雨が降り続いています。いよいよ秋雨シーズンの到来でしょうか。羽ノ浦校周辺では半月ほど前にはほとんど稲刈りも終わっています。大雨でなく,この程度の雨なら良いお湿り,涼しくなって歓迎するところかもしれません。
 ところで,看護科は本来,火曜日・木曜日の放課後は補習授業ですが,学校祭までは補習授業は中止し,準備作業に充てることになっています。学校祭は10月7日(土)が文化祭・8日(日)が体育祭です。ただ,3年生は9月20日までは看護臨地実習が実施されています。

 

酸化還元反応

  鳴門教育大学教職大学院に派遣研修中の富永教諭が,専攻科1年で授業実践を行いました。単元名は「酸化還元反応」で,学習目標は「酸化・還元について,酸素,水素,電子の授受による定義について理解する。また,酸化剤・還元剤についても理解する。」というものです。
 9月1日に授業が再開されたばかりですが,難しい内容にも,学生たちはいつものように真剣な眼差しで富永教諭の話に聴き入っていました。ただ,来週が最後の授業となり,テストを実施すると発表された瞬間には,さざ波を超える程度の動揺が走りました。来週のテスト,しっかり頑張ってほしいものです。

 

新学期が始まりました。

 今日から看護科の第2学期が始まりました。朝8時50分から,看護科の始業式と専攻科の夏季休業明け集会を行いました。校長先生の訓話に続き,元気に校歌を斉唱しました。長い夏季休業が終わり,全員元気に登校できるか少し心配していましたが,欠席者1名,遅刻者無しという素晴らしい状況でした。
 看護科では2時間のホームルーム活動を設け,10月実施の学校祭へ向けての話し合いを行いました。専攻科は今日から90分×4時限授業が行われました。医師講師の先生の授業もありましたが,一生懸命授業を受けていたとのお言葉を頂きました。
 ところで,今日9月1日は「防災の日」です。全国各地で防災訓練が行われたことがニュースで報じられていました。また,78年前の今日,ドイツ軍が隣国ポーランドに電撃的侵攻を開始し,第2次世界大戦が始まりました。大地震も御免ですし,戦争もまっぴら御免です。とにかく,命より大切なものはないという当たり前のことを考えさせられる1日です。

防災週間が始まりました。

  今日から9月5日(火)まで「防災週間」です。1923年の関東大震災に因む9月1日の『防災の日』に象徴される大地震(南海トラフ巨大地震)への備えは言うまでもなく,これからが,秋雨シーズン,台風シーズン本番です。この夏も各地の豪雨で多くの人的・物的被害が出ました。大雨の恐さを痛感させられました。
 羽ノ浦校では,9月8日(金)に南部総合県民局の主催で,「南部圏域災害時母子支援研修会」が予定されています。本校専攻科の学生が参加するとともに,県・市・地域等の関係者の方々も参加されます。
 夏季休業もあと1日を残すばかりです。朝夕随分と涼しくなり,時折茅蜩のカナカナカナという物寂しい鳴き声を聞くだけになりましたが,羽ノ浦校では今頃になって,朝顔の開花ラッシュを迎えています。

 

看護科後半補習が始まりました

 8月24日(木)から看護科の後半補習授業が始まりました。28日(月)まで続きます。一般教科,看護専門教科の基礎学力を付けるために実施しています。ほとんど欠席者・遅刻者も無く,皆真剣に学習に取り組んでいます。専攻科も補習授業が続いています。28日(月)には看護師国家試験の模擬試験が予定されています。点数に一喜一憂するのではなく,しっかり復習に時間を取ってください。次に似たような問題が出たら絶対に間違わないという勉強をしてください。
 処暑を過ぎたとはいえ,真夏が帰って来たような日々が続いています。連日35度前後の高温と熱帯夜が続いているようです。食事・睡眠・水分補給等にも十分に気を付けて,全員元気に2学期を迎えましょう。
 

 

今日は処暑です。

 今日8月23日は二十四節気の一つ「処暑」です。『広辞苑』によると「太陽の黄経が150度の時で,暑さが止み,新涼が近い日」だそうです。確かに朝夕は随分と涼しくなってきたように感じられますが,ここ数日の昼間はまだ猛暑が続いています。行ったり来たり,押したり引いたりを繰り返しながら,次第に夏が終わり,秋が始まるのでしょう。
 昨日の朝,朝顔の中にアマガエルが入っていました。じっと物思いに耽っているようでも
ありました。明日は高校看護科の後半補習が始まり,課題テストが行われます。夏季休業もあと1週間です。

 

看護学会研究大会を開催しました。

  今日,徳島県高等学校教育研究会看護学会を羽ノ浦校で開催しました。研究主題は,「「つなぐ・ささえる・はぐくむ」看護基礎教育の実践~人間性豊かな職業人の育成~」でした。
 午前10時からの開会行事に続いて,徳島文理大学保健福祉学部看護学科  教授  夛田羅 勝義先生に「医療職から教育職へ~看護学生と過ごした6年間~」というテーマで御講演を頂きました。小児科臨床医から大学看護科教員へと転身され,試行錯誤を重ねながら看護学生の指導に当たってこられ,シミュレーション教育も大胆に取り入れて,大きな教育成果を挙げられた御経験を,時折ユーモアを交えながらお話しくださいました。
 午後からは,(株)京都科学の中島進也 様をお迎えし,シミュレーション人形2体の授業での効果的な使用方法について懇切丁寧に教えていただきました。その後,羽ノ浦校教員4名による研究発表「効果的なシミュレーション教育」を行い,県教育委員会指導主事 白濱先生から指導助言を頂き,無事に全日程を終了しました。
 ところで,夏季休業もあと10日を残すばかりとなりました。午前中はバドミントン部員の,午後からはバレーボール部員とバスケットボール部員の元気な声が体育館から聞こえてきました。また,夏の終わりに最後の力を振り絞るかのように大輪の朝顔が花開いていました。もう,蝉の鳴き声はほとんど聞こえなくなりました。