学校生活

羽ノ浦校での学校生活を紹介します。

「専攻科進学説明会」を開催ました。

     今日午後,看護科3年生とその保護者を対象に,「専攻科進学説明会」 を開催しました。保護者の皆様におかれましては,平日の昼間という時間帯に御来校いただき誠にありがとうございました。後2か月余りで看護科生活も終わり,4月からはいよいよ専攻科生となります。専攻科になると学習内容は一気に難しくなり,授業の進度もぐっと早まり,テストも随分と多くなり,臨地実習期間もずっと長くなります。これからの2か月余,看護科生活の総仕上げをするとともに,専攻科へ進学する心と体の準備をしっかりとしてください。
 ところで,今日は昨日同様,暖かい1日でした。天気予報では3月並みの暖かさだということですが,来週半ばには今冬最強レベルの寒波が訪れるということです。明後日20日はいよいよ「大寒」です。羽ノ浦校を志望してくれている中学生の皆さん,風邪をひかないように手洗い・うがい・栄養・睡眠に留意しながら,受験勉強を頑張ってください。
 

「防災とボランティアの日」です。

 今日は「防災とボランティアの日」です。1995(平成7)年の1月17日発災の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)から23年目を迎えます。約6,400人余の尊い命を奪ったあの日から早23年が経つのか,と不思議な気持ちにもなります。今日の徳島新聞朝刊には,「巨大地震への備えの重要性が再認識され,被災地支援などのボランティアが広まる契機となった災害でもありました。」と書かれています。
 徳島県でも従来から指摘されている県南部地域を中心とした南海トラフ巨大地震だけでなく,最近は,県北部を中心とした中央構造線地震の危険性も叫ばれるようになりました。本当にこの日本列島は何時何処で大地震が起きても不思議ではないということのようです。実際,兵庫県南部地震も1916年4月の熊本地震も,その時点での以後30年以内の発生確率は,まったく世の耳目を引くこともなく,極めて低かったそうです。
 「天災は忘れた頃にやってくる」ではなく,「天災はいついかなる時にもやってくる」と覚悟しなければいけないのかもしれません。いずれにしても,憂いを少しでも減らすため,常に万全の備えをしておくことが必要なようです。
 ところで,今日は午前中は雨が降っていましたが,午後からは晴れたり曇ったりで,時折温かい陽射しもあり,比較的過ごしやすい天候になっています。看護科3年生は午後から「専攻科進学準備テスト」を受けています。これまでの勉強と練習の成果を出してほしいものです。

「防災とボランティア週間」が始まりました。

  今日は先週来の寒波も一息つき,比較的穏やかな一日となっています。今日から21日まで,「防災とボランティア週間」です。1995(平成7)年1月17日発災の阪神・淡路大震災を契機として,この年の12月15日に閣議決定されたものだそうです。この震災でボランティアの活躍が大きな注目を浴びるとともに,日頃からの災害対策の重要性が叫ばれるようになりました。そして,言うまでもなく,この動きは,東日本大震災,熊本地震等の不幸な体験を数えることにより一層大きなものとなっていきました。
 ところで,今日の徳島新聞朝刊の社説は,「天皇陛下沖縄訪問 平和への祈りを次代へ」という題で論じられています。2019(平成31)年の4月末日をもって御退位される予定の天皇・皇后両陛下が今年の3月後半に沖縄を訪問されるということです。唯一の地上戦が繰り広げられ,❝鉄の暴風❞,❝集団自決❞等によって県民の4分の1が死亡したとされる沖縄の地,戦後27年に亘って米軍統治下で虐げられ,今も深刻な米軍基地問題を抱える沖縄を訪問され続けた「鎮魂と祈りの旅は,沖縄の心と共鳴するものがあったと言えよう。」と語っています。そして,天皇陛下は,「昨年12月の誕生日会見で,その日まで「象徴として務めを果たす」と宣言」されたとのことです。まさに,国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和主義を基本原理とする日本国憲法で規定された「象徴」としての地位と役割を忠実に全うされようとされているのだと思います。

 

「110番の日」です。

  今日は「110番の日」だそうです。徳島新聞朝刊によると,2017年1年間の徳島県警への110番通報は約60,250件で,そのうちの37%以上が,緊急性のない通報,悪戯・間違い電話であったそうです。そのため,「県警は「事故事件への対応などに支障を来す恐れがあるので,緊急性のない場合の110番は控えて」と呼び掛けている。」とのことです。
 今日から,看護科2年生の看護臨地実習が始まりました。1月26日を最終日に,11日間の予定で実施されます。いよいよ初めての病院実習ということで不安な気持ちいっぱいかと思いますが,「流石羽ノ浦校生!!」と思っていただけるようにしっかり頑張ってください。実習病院が受け入れてくださるからこそ,羽ノ浦校看護科が成り立っているのだという謙虚な気持ち・感謝する気持ちを絶対に忘れないでください。
 ここ2・3日は今冬最強の寒波到来と報じられています。今は冬の澄んだ青空が広がっていますが,今夕から明朝にかけては平地部でも降雪・積雪の可能性があるということです。明朝,交通機関に乱れが生じなければよいのですが・・・。
                                 今朝の日の出 

「寒中」の寒さです。

    先週末の1月5日は「小寒」でした。『広辞苑』によると,「二十四節気の一。太陽の黄経が285度の時で,12月の節。太陽暦の1月6日頃に当る。」とのことです。
 暦どおりというのでしょうか。今日はまさに「寒中」の寒さです。午前中はまだ陽射しの温かさも感じられたのですが,昼過ぎから一気に雲が広がり始め,今はすっかり鉛色の冬空に変わってしまいました。
 明日は「成人の日」で祝日のため,看護科第3学期の始業式,専攻科の冬季休業明け集会は9日の火曜日に行います。看護科1年は課題テストが10日まで,看護科3年は看護模擬試験が10日まで,専攻科1年は後期考査が11日まで,専攻科2年は後期考査が10日まで実施される予定です。また,専攻科2年は11日から卒業試験が始まります。生徒・学生の皆さん,今日・明日・明後日としっかりテスト勉強を頑張ってください。
 看護科2年は10日から初めての看護臨地実習がスタートします。お世話になるのは,阿南共栄病院・阿南中央病院・田岡病院の3病院です。生徒の皆さんは体調管理に十分に注意してください。全国的にインフルエンザ注意報が発令されています。予防接種を打っていることに安心せず,手洗い・うがい・バランスのとれた栄養・十分な睡眠等を心掛けてください。
 今日の午前中,バレーボール部が練習試合を行っていました。ハナミズキはすっかり落葉しましたが,正門を入った所に植わっている寒椿のピンク色がとても鮮やかです。
 

 

1月4日です。

 2018(平成30)年が明けて早,4日目となりました。羽ノ浦校では専攻科2年生が模擬試験に取り組んでいます。9:00~15:30の予定です。部活動も再開されました。今日はバスケットボール部とバレーボール部が元気に練習しています。
 いよいよ,年も明け,専攻科2年生は第107回看護師国家試験が近づいてきました。とは言え,2月18日(日)の本番までまだ1か月半もあります。これからやれることはいくらでもあるはずです。焦らず弛まず,一つ一つ弱点を克服していきましょう。専攻科1年生までの学年の皆さんは1年の仕上げの時期となります。今学年での学習内容をしっかりと反復理解し,無事に進級できるよう頑張ってください。
 ところで,中学3年生の皆さん,富岡東高校看護科受検(験)の決意は固まったでしょうか。夏休みの中学生体験入学,秋の文化祭や公開授業に来校してくださった皆さんの受検(験)を,教職員一同心待ちにしています。インフルエンザ流行本番の時季にもなります。体調管理に十分注意して,しっかり勉強を進めてください。3月の合格者招集(入学説明会)当日,皆さんと羽ノ浦校で会えることを楽しみにしています。羽ノ浦校はJR牟岐線の羽ノ浦駅から徒歩4分(早歩きで3分,小走りで2分),とても交通の便が良い学校です。まだ,志望校を決めかねている皆さんは,ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

 

いよいよ大晦日です。

   今日で2017(平成29)年も終わりです。生徒・学生の皆さんにとって今年はどんな一年だったでしょうか 。充実した一年でしたか。それとも悔いの残る一年でしたか。どちらにしても、後半日足らずで新年が訪れます。
   新年に向けて、今、皆さんはどんな思いに駆られているでしょうか。やる気が身体中に満ち溢れているでしょうか。2018(平成30)年こそは、世界が平和と平穏に向かい、日本でも全ての人々の生命と人権がしっかりと尊重されるような、真に民主的な政治が行われるよう願うばかりです。
   それでは、生徒・学生の皆さん、保護者の皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。  

 

今日の新聞から。

    今日の徳島新聞朝刊のトップ記事は,10月に実施された衆議院議員総選挙における県内小選挙区での18・19歳の投票率が全国最低の31.59%であった,というものです。これも全国最低であった全世代の投票率と比べても約9ポイント下回っていたとのことです。そして,特に19歳の投票率が21.69%と際立って低かったそうです。
 この理由として,県選挙管理委員会は,台風による暴風雨,親世代が投票に行かなかったことに引きずられた,進学や就職で県外に転出した18・19歳の若者が住民票を移していないことなどを挙げているようです。
 ただ,新聞記事にもあるように,選挙権年齢が18歳に引き下げられた後の最初の国政選挙であった昨年7月の参議院議員通常選挙での県内18・19歳の選挙区(徳島・高知合区)での投票率が36.01%であったことを考えると,必ずしも台風の影響等だけではないようにも思えるのですが・・・。
 今朝,玄関ロビーに飾られているナイチンゲール像と『ナイチンゲール誓詞』は暖かな陽光を浴びていました。今日も午前中は専攻科2年の看護師国家試験対策補習授業が行われましたが,午後からの校内はとても静かです。今年も後4日を残すばかりです。

今日はクリスマスです。

  今日はクリスマスです。羽ノ浦校では,看護科1~3年は模擬試験,専攻科2年は看護師国家試験に向けての補習授業が行われました。明日も看護科は補講と部活動,専攻科2年は補習授業が予定されています。
 この土日は比較的暖かく,日曜日の後半には久しぶりの降雨となりましたが,今日は一転して冷たい風が強く,真冬のような寒さでした。それでも,空は快晴に近く,陽の当たる窓際ではポカポカと小さな幸せが感じられました。
 一昨日の23日は天皇誕生日でした。御退位の日が決まったこともあり,国民の多くが今年の天皇誕生日は例年とは違った感慨を持って迎えたのではないか,との報道もなされていました。「平成」になって29年,最高法規である日本国憲法第1章に定められた,日本国及び日本国民統合の『象徴』として,主権者たる国民の総意に基づく地位として,自然災害の被災者や,原爆被爆者や,虐げられた社会的弱者の人々と同じ目線で言葉を交わされ,『象徴』としての責務を全うされている天皇陛下であると思います。
 今年も残り1週間を切りました。しかし,世界では,相変わらず紛争と混乱と無秩序により,日々無数の人命が失われています。年の瀬に当たって,平和の尊さ,生命の尊さ,人権の尊さを改めて考えずにはいられません。 

今日は冬至です。

  今日12月22日は冬至です。『広辞苑』によると,「二十四節気の一。太陽の黄経が270度に達する時で,北半球では,正午における太陽の高度は一年中で最も低く,また,昼が最も短い。太陽暦で12月22日頃。」と説明されています。
 看護科の第2学期終業式,専攻科の冬季休業前集会が行われた体育館は底冷えのする寒さでした。冬はまだまだこれから本番へと向かいますが,明日から少しずつ昼間の時間が長くなると思うと,少し嬉しいような気もします。
 明日は天皇誕生日です。今上天皇陛下の御退位の日も決まり,平成もあと1年半足らずだと考えると何だか感慨深いものがあります。生徒・学生の皆さんは2週間余りの冬季休業日となりますが,模擬試験・欠点補講・補習授業・再試験・部活動等もあり,なかなかゆっくりと休むことはできないかもしれません。それでも,年末年始の数日間は,自分の来し方行く末にしんみりと想いを馳せてほしいと思います。
 早寝・早起き・三度の食事・適度な運動と密度の濃い継続的な勉強で,生活リズムを崩さないようにしてください。特に専攻科2年生の皆さん,風邪をひかないように十分に注意してください。国家試験まで後2か月,焦らず弛まず,腰を据えた学習に努めてください。 心配なし, 丈夫です!! 

球技大会,頑張りました。

   今日は看護科の球技大会でした。種目はバスケットボールとバドミントンです。第2学期末考査が8日に終わってから昨日までは平常授業でした(当たり前ですね)。日々のハードな学習で溜まったストレスを一気に発散させるためにも,生徒会の皆さんが中心となって入念な事前準備をしてくれました。
 看護科1~3年生120名が,全力で競技に臨みました。熱戦に次ぐ熱戦!!,体育館が割れんばかりの歓声と拍手!!,耳を劈かんばかりの大応援!!,見ている教員も思わず拳に力を入れ,身を乗り出して声援を送っていました。
 結果は,両種目とも2年Aチームが優勝しました。皆さん,本当に良く頑張りました。今晩はしっかりと食事を摂って,しっかりと勉強してください。羽ノ浦校教職員全員が皆さんの成長を心から応援しています。
 ところで,今日は見事なまでの快晴でした。寒椿も満開が近づいてきました。明日はいよいよ冬至です。柚子湯にでも浸かってゆっくりと一年を振り返りたいものです。
 明日,看護科は第2学期終業式,専攻科は冬季休業前集会と後期考査です。



  

「消費者教育出前授業」を実施しました。

 今日,看護科2年生を対象に「消費者教育出前授業」を実施しました。講師として,徳島県消費者情報センターの坂田先生をお迎えし,「これだけは知っておこう!~消費者トラブルに遭わないために~」というテーマで御講義をいただきました。昨今の消費者トラブルの現状からお話は始まり,20歳という年齢(羽ノ浦校なら専攻科2年生)が悪徳業者にターゲットとされる危険な年齢であること,「契約」とは何か,安易な「契約」に潜む恐怖,クーリング・オフ制度等について,クイズ形式を交えながら分かり易く楽しく教えてくださいました。
 しかし,世の中,どうしてこうも悪徳業者や善良な市民を騙して金を毟り取ろうという輩が後を絶たないのでしょう。生徒の皆さん,絶対に消費者トラブルに巻き込まれない賢明な消費者になってください。私もそうなるようしっかり勉強していきたいと思います。
 ところで,今日は朝から冬曇りの陰鬱になるような天気でしたが,午後から少しずつ晴れ間が広がってきました。寒さも今月上旬の真冬のような冷たさからは随分と緩んだように感じられます。今年も後10日ほどになりました。羽ノ浦校看護科は明日は午前中授業と大掃除です。専攻科1・2年生は現在,後期考査の真っ最中です。 

 

「看護における倫理」研究授業。

 今日,西岡教諭が専攻科2年で研究授業を行いました。科目名は「看護学概論」で,単元名は「看護における倫理」です。単元の目標は,①倫理とは何か,看護職を目指す中で,なぜ倫理を学ぶ必要があるのかを理解する②医療・看護をめぐる倫理的問題には,どのようなものがあるかを理解する③医療・看護をめぐる倫理原則を理解し,倫理的問題や倫理的ジレンマの解決にどのように取り組むべきかを学ぶ,の3つです。
 そして,本時の指導目標は,①臨床場面における倫理的問題に気づき,患者の立場に立った最善の解決策について考えさせる②看護師として果たす役割について考えさせる,の2つです。学校長を始め7名の教員がメモを取りながら熱心に参観する中,90分間の授業は,凛と張りつめた空気の中で,教諭の説明→学生の意見発表→グループ討議→学生の討議結果発表→教諭の説明と展開されていきました。本当に,いつものことながら,学習に取り組む学生の真摯な姿勢には感心するばかりです。
 今朝も見事な青空でしたが,昼過ぎから次第に灰色の冬雲が広がってきました。4日後は冬至です。

防災訓練を実施しました。

   12月15日(金)の午前中,防災訓練を実施しました。今回は,県南部総合県民局保健福祉環境部の全面協力と御指導の下,「妊産婦・乳幼児に配慮したモデル避難所運営訓練」として,災害弱者となる可能性の大きい妊産婦・乳幼児に特に焦点を当てた避難所作りとその運営について訓練をしました。
 昨日の四国放送・NHK徳島のニュースや今日の徳島新聞朝刊でも大きく取り上げられていましたので,御覧になった方,お読みになった方も多いかと思います。羽ノ浦校生徒・学生・教職員,徳島県関係者,防災士会,地区自主防災クラブ,助産師会,徳島大学研究者,阿南共栄病院医師,阿南市関係者,阿南市社会福祉協議会,地元住民,賛同企業関係者等,校内外の300名を優に超える参加者を集めての大規模な防災訓練となりました。師走の寒風の中,乳幼児を連れたお母様方も19組が参加してくださいました。
 訓練は体育館を中心に,文字どおり「妊産婦・乳幼児に配慮した」避難所設営を行い,その運営を模擬体験し,最後に,ブースごとの意見交換による問題点の洗い出しと発表,学識経験者の御講評と御講演をいただくという形で進められました。
 正味約3時間ほどの訓練でしたが,驚くほどに中身の凝縮された,学びどころ満載の大変有意義な訓練となりました。校外からの参加者の皆様,本当にありがとうございました。 

寒椿と山茶花。

   ここ数日,本当に寒い日が続いています。連日の最高気温も平年値を5度程度下回っています。晴天であっても風が吹くだけで冷たさに身が縮みます。
 中庭花壇の寒椿が大分花開きました。目の覚めるような紅色をしています。運動場の端に並んでいる山茶花も少しずつ開花してきました。こちらも鮮やかな赤色をしています。
 早,12月も折り返し点が近づいてきました。明日15日(金)は防災訓練を行います。羽ノ浦校は災害時の避難場所・避難所に指定されており,今回は,体育館を中心に校舎内教室も使用して,県南部総合県民局の御指導の下,関係諸機関,乳幼児の保護者,阿南防災士会,地域の自主防災クラブ,羽ノ浦校生徒・学生・教職員等の参加により,「妊産婦・乳幼児に配慮したモデル避難所運営訓練」を実施します。寒い中での訓練ですが,学ぶこと,得るものの多い訓練にしたいと思っています。
 ところで,昨日から今日にかけて,広島高等裁判所が伊方原発3号機の運転差し止め決定を出したことが大きく詳しく報じられています。その理由は,徳島新聞の『鳴潮』氏によると,「(前略)熊本県の阿蘇で大規模な噴火が起きた際,火砕流が到達する可能性が小さいとはいえず,立地には適さない。(後略)」というものです。こうした決定は高裁レベルでは初めてのものだそうです。この決定に賛否両論があるようですが,少なくとも,日本がいろいろな大規模自然災害から逃れることのできない宿命を背負っていることは間違いないと思います。
 今日は義士祭です。 

 

「看護臨地実習」事前学習会及び保護者説明会。

  12月11日(月),13:30~15:30,看護科2年生とその保護者の皆様を対象に,「「看護臨地実習」事前学習会及び保護者説明会」を開催しました。保護者の皆様には,平日の昼間,又大変寒い中お集まりいただきありがとうございました。
 看護科2年生は,年明け1月10日(水)から初めての看護臨地実習に入ります。お世話になる病院は,阿南共栄病院様,阿南中央病院様,田岡病院様で,期間は11日間になります。生徒の皆さんは不安と期待が入り混じった気持ちを抱えており,保護者の皆様にも心配されている方がいらっしゃると思います。
 そのため,「説明会」には,阿南中央病院の三木看護副部長様を講師としてお迎えし,看護臨地実習に臨むにあたっての心構えや注意点を,看護職をめざすとはどういうことかという原点にまで立ち返って,丁寧に分かり易くお話をいただきました。御多忙の中,貴重なお話,本当にありがとうございました。
 生徒の皆さんは,この冬休み,初めての実習に向けてしっかりと心身の準備をしてください。早寝・早起き・手洗い・うがい・十分な栄養摂取はもちろん,勉強もしっかりやってください。

 

「専門学科・総合学科合同説明会」に参加しました。

   12月10日(日),徳島県教育委員会主催の「専門学科・総合学科合同説明会」に参加しました。徳島市内,四国大学交流プラザで,前半・後半の2部に分かれて開催され,羽ノ浦校看護科は午後2時40分からの第2部で,看護科紹介・学校紹介のプレゼンテーションと個別相談を行いました。
 看護科設置高校は県下で羽ノ浦校だけなので,看護科の紹介イコール羽ノ浦校の紹介になります。出席されている中学1・2年生・保護者の方々は11組とやや寂しい気もしましたが,個別相談には3組の方々が残ってくださり,看護科や羽ノ浦校について熱心に質問をしてくださり,お答えする学校側としてもとても嬉しい思いになりました。
 来年度の中学生体験入学や文化祭,公開授業でお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。

親子クッキング教室を開催しました。

 12月8日(金),午後6時からPTA主催行事として「親子クッキング教室」を開催しました。今年度で3回目となる行事ですが,韓国料理の専門家を講師としてお招きし,いつも大変美味しい韓国の家庭料理を指南していただいています。
 今年度のメニューは,「焼肉」・「白菜のチョレギ」・「牛肉入りわかめスープ」・「雑穀入り御飯」の4点でした。保護者,生徒・学生,教職員ら15名が参加し,講師先生の指導を受けながら,手際よく調理を進めていきました。午後6時過ぎから調理を開始し,午後7時半頃,全ての料理が完成しました。
   どれもこれも本当に美味しく,感動的な出来栄えでした。「白菜のチョレギ」はグループにより辛さも甘辛から大辛へと様々で,それも又楽しいものでした。ボリュームもたっぷりで,お腹も心も満たされた後,余った料理は皆で分けて,家族へのお土産として持ち帰りました。講師の呉(オ)先生,お世話になりました。ありがとうございました。
 ところで,12月8日は太平洋戦争開戦76周年の日でした。昨年の75周年の時と比べると,マスコミの報道も随分と少なかったように感じます。平和が基にあってこそ,国民の生命・人権が守られ,日本国憲法の理想が実現するのだと思います。今上天皇陛下御退位のスケジュールも決まったようです。私たちは,折に触れて,日本という国の在り方について考えなければならないのではないでしょうか。 

  

 

「危機状況への対処を促す看護」研究授業。

     今日,岡久教諭が専攻科1年で研究授業を行いました。科目名は「成人健康生活支援概論」で,単元名は『危機状況への対処を促す看護』です。単元の目標は『Lazarus&FolkmanやAguilera&Messickの危機問題解決モデルの適用場面がわかり,理論を用いることの意味を考える。』というものです。
 専攻科の授業は90分で行われるため,50分授業とはまた違った授業計画と授業準備が必要になってきます。また,今回は県教育委員会学校教育課から担当指導主事も参観に来られ,羽ノ浦校の看護担当教員約10人も参観しました。
 学生たちはいつものように,真摯な眼差しで講義に耳を傾け,真剣にグループ討議を行い,元気に意見発表をしていました。 

        

「災害看護」の講演会を行いました。

     今日も随分と寒い一日となっています。専攻科1・2年生を対象に,「災害看護」の講演会を開催しました。講師として,臨地実習でも大変お世話になっているJA徳島厚生連 阿南共栄病院から,感染管理認定看護師の幸木 様をお迎えし,『DMAT・病院組織内での自己の役割』という題で御講演をいただきました。
 先生の知見と御経験に基づき,災害と災害の種類,災害拠点病院と災害支援病院,災害サイクルとサイクル別の災害看護活動,DMATとは,DMATの活動内容・訓練,当院の災害に関する活動,という内容で映像を交えながらの90分の御講演でした。
 羽ノ浦校では,今月15日(金)に県南部総合県民局の御指導の下,多くの関係機関と地域の方々が参加する防災訓練を予定しています。学生たちにとっては,その事前学習にもなったことと思います。幸木先生,ありがとうございました。
 寒椿の蕾が開き始めました。真っ青な空が広がっていますが,吹く風には思わず身を竦めてしまいます。廊下に飾られた生け花も冬仕様に変わってきました。明日は,看護科の第2学期末考査3日目です。午後からは,教職員・保護者等対象の「LGBTに関する人権セミナー(講演会)」が予定されています。