学校生活

羽ノ浦校での学校生活を紹介します。

訪問看護についての特別講義。

  今日,専攻科1年(羽ノ浦校4年)の授業で,訪問看護についての特別講義を実施しました。講師としておいでいただいたのは,公益社団法人徳島県看護協会 訪問看護ステーション阿南 所長でいらっしゃいます 岩佐 久美 先生です。
 現在,国の方針として病院から在宅へという流れが強まっているにもかかわらず,就業している看護職員のうち訪問看護ステーションに就業しているのは僅か2パーセント程度であるというお話から始まり,御自身が訪問看護師の道を選ばれた経緯,訪問看護師の仕事内容,その大変さとそれ以上の喜び等について,現在進行中の豊富な実体験に基づいて分かり易く御講義くださいました。
 お話を伺い,先生が仰られた「訪問看護は在宅医療の鍵」,「地域が活躍の場」ということがよく理解できました。お忙しい中,本当にありがとうございました。

 

9月13日の夕焼け空。

 早,9月も半ばとなりました。毎日が,夏と秋のせめぎ合いのようです。秋雨前線の影響で本降りとなり涼しくなったかと思うと,翌日には梅雨時のような蒸し暑さが戻って来たり,夜になり虫の音が騒がしくなったと思うと,次の日には蝉の鳴き声が聞こえてきたり,彼岸花が咲き始めたなと思うと,朝顔が大輪を開かせていたり,といった様子です。
 今日,久しぶりに美しい夕焼け空が見られました。羽ノ浦校の校舎も夕陽に照らされ茜色に染められていました。看護科3年生の臨地実習もあと1週間です。専攻科2年生では看護研究発表が続いています。21日(木)からは専攻科1年生の臨地実習が始まります。皆さんしっかり頑張ってください。全教職員が応援しています。

 

専攻科2年生看護研究発表会。

 先週の8日(金)から専攻科2年生の看護研究発表会が始まりました。学生たちは病院臨地実習の体験を基に,自ら研究テーマを決めて,夏季休業前から研究活動を開始しました。自分の力で様々な文献を調べるとともに,担当教員の指導を繰り返し受けながら,夏季休業中も自主登校をし,立派な『看護研究抄録』とプレゼンテーション用のスライドを作り上げました。
 1人当たり約15分の持ち時間で,パソコン操作をしながらスライドを繰り続け,淀みなく説明をしていく姿は,本当に見事というしかありません。発表の後には質疑応答の時間がとられ,一度に何人もの挙手があり,専門的な用語が飛び交う活発な意見交換がなされていました。発表2日目の今日は,看護科3年生も出席し,先輩たちの素晴らしい研究発表に聴き入っていました。この発表会は明日以降も続けられます。

  

9月9日です。

   今日は9月9日、重陽の節句、菊の節句です。陽数である奇数のうち最大の9が重なるので「重陽」なのだそうです。昔は、他の節句、桃の節句や端午の節句などよりも盛大に祝ったそうです。今はすっかり影が薄くなっていますが、これから各地で菊祭りが開かれることでしょう。
    二十四節気の「白露」も過ぎた新涼にも関わらず、羽ノ浦校では朝顔が満開です。葉の黄ばみ始めた緑のカーテンの中で、毎朝可憐に咲き誇っています。
    ところで、今日は、「救急の日」でもあり、算数の「九九の日」でもあります。そして、あらゆるメディアで盛んに報じられているように、北朝鮮の69回目の建国記念日です。唯々、最悪の事態、有事の起こらないことを祈るばかりです。

 

「災害時母子支援研修会」を実施しました。

    今日,徳島県南部総合県民局保健福祉環境部の主催で,羽ノ浦校講義室を会場に,「平成29年度南部圏域災害時母子支援研修会」が実施されました。主催者のほか,市町の防災関係担当者,病院等医療施設の防災担当者,徳島大学関係者,助産師・保健師の皆様,地域の自主防災クラブの皆様,羽ノ浦校専攻科2年生・教員等,約80名が参加する盛会となりました。
 研修は,南部県民局からの状況報告「南部圏域を取り巻く母子・災害支援の状況」,地域の取組(羽ノ浦校,自主防災グループ,徳島大学),基調講演(神奈川県立保健福祉大学 吉田穂波 先生)に続き,約1時間半にわたってグループワークが行われました。グループワークのテーマは「災害発生時に必要な支援を考える」というもので,参加者が10グループに分かれて,次々に投げかけられる課題に対して討議を行い,意見を発表し合いました。校内外の幅広い年齢層・多様な職種の人たちがグループを混成し,驚くほど活発な議論が繰り広げられました。 
 羽ノ浦校の学生・教員にとっても,容易には得られない貴重な素晴らしい体験となりました。関係の皆様,大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

今日の新聞記事より。

  今日の徳島新聞朝刊に「マダニ感染症 患者急増」という大きな記事が社会面に載っていました。内容は,マダニが媒介する感染症である「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者が全国的に急増していること,徳島県でも7月に高齢の女性がSFTSで亡くなられたこと,感染を防ぐために,マダニに刺されないために野山で活動する際の注意事項,もし刺された時の対処法,早めに受診することの大切さ等がまとめられていました。この記事でアドバイスをされている医師,阿南市の馬原文彦先生は日本紅斑熱の発見者であり,マダニ感染症研究の第一人者でいらっしゃいます。そして,先生は羽ノ浦校で専攻科の「感染症」の講義を担当してくださっています。学生たちは,これらの病気について,先生の授業でしっかりと学び,理解を深めるに違いありません。
 ところで,今朝,盛りを過ぎたゴーヤーのカーテン(緑のカーテン)で一匹のカマキリを見つけました。さほど大きくはありませんが,近づいてカメラを向けても微動だにせず,威風を感じさせるものでした。

 

久しぶりの雨降りです。

  最近,朝夕随分と涼しくなってきたように感じられます。明後日は二十四節気の一つ「白露」です。広辞苑によると「太陽の黄経が165度の時。秋分前の15日,すなわち太陽暦の9月8日頃に当り,この頃から秋気がようやく加わる。」とのことです。今年は1日ずれて7日が白露にあたります。
 8月の後半,ほとんど降雨がなかったように思いますが,今日は昼前から小雨が降り続いています。いよいよ秋雨シーズンの到来でしょうか。羽ノ浦校周辺では半月ほど前にはほとんど稲刈りも終わっています。大雨でなく,この程度の雨なら良いお湿り,涼しくなって歓迎するところかもしれません。
 ところで,看護科は本来,火曜日・木曜日の放課後は補習授業ですが,学校祭までは補習授業は中止し,準備作業に充てることになっています。学校祭は10月7日(土)が文化祭・8日(日)が体育祭です。ただ,3年生は9月20日までは看護臨地実習が実施されています。

 

酸化還元反応

  鳴門教育大学教職大学院に派遣研修中の富永教諭が,専攻科1年で授業実践を行いました。単元名は「酸化還元反応」で,学習目標は「酸化・還元について,酸素,水素,電子の授受による定義について理解する。また,酸化剤・還元剤についても理解する。」というものです。
 9月1日に授業が再開されたばかりですが,難しい内容にも,学生たちはいつものように真剣な眼差しで富永教諭の話に聴き入っていました。ただ,来週が最後の授業となり,テストを実施すると発表された瞬間には,さざ波を超える程度の動揺が走りました。来週のテスト,しっかり頑張ってほしいものです。

 

新学期が始まりました。

 今日から看護科の第2学期が始まりました。朝8時50分から,看護科の始業式と専攻科の夏季休業明け集会を行いました。校長先生の訓話に続き,元気に校歌を斉唱しました。長い夏季休業が終わり,全員元気に登校できるか少し心配していましたが,欠席者1名,遅刻者無しという素晴らしい状況でした。
 看護科では2時間のホームルーム活動を設け,10月実施の学校祭へ向けての話し合いを行いました。専攻科は今日から90分×4時限授業が行われました。医師講師の先生の授業もありましたが,一生懸命授業を受けていたとのお言葉を頂きました。
 ところで,今日9月1日は「防災の日」です。全国各地で防災訓練が行われたことがニュースで報じられていました。また,78年前の今日,ドイツ軍が隣国ポーランドに電撃的侵攻を開始し,第2次世界大戦が始まりました。大地震も御免ですし,戦争もまっぴら御免です。とにかく,命より大切なものはないという当たり前のことを考えさせられる1日です。

防災週間が始まりました。

  今日から9月5日(火)まで「防災週間」です。1923年の関東大震災に因む9月1日の『防災の日』に象徴される大地震(南海トラフ巨大地震)への備えは言うまでもなく,これからが,秋雨シーズン,台風シーズン本番です。この夏も各地の豪雨で多くの人的・物的被害が出ました。大雨の恐さを痛感させられました。
 羽ノ浦校では,9月8日(金)に南部総合県民局の主催で,「南部圏域災害時母子支援研修会」が予定されています。本校専攻科の学生が参加するとともに,県・市・地域等の関係者の方々も参加されます。
 夏季休業もあと1日を残すばかりです。朝夕随分と涼しくなり,時折茅蜩のカナカナカナという物寂しい鳴き声を聞くだけになりましたが,羽ノ浦校では今頃になって,朝顔の開花ラッシュを迎えています。

 

看護科後半補習が始まりました

 8月24日(木)から看護科の後半補習授業が始まりました。28日(月)まで続きます。一般教科,看護専門教科の基礎学力を付けるために実施しています。ほとんど欠席者・遅刻者も無く,皆真剣に学習に取り組んでいます。専攻科も補習授業が続いています。28日(月)には看護師国家試験の模擬試験が予定されています。点数に一喜一憂するのではなく,しっかり復習に時間を取ってください。次に似たような問題が出たら絶対に間違わないという勉強をしてください。
 処暑を過ぎたとはいえ,真夏が帰って来たような日々が続いています。連日35度前後の高温と熱帯夜が続いているようです。食事・睡眠・水分補給等にも十分に気を付けて,全員元気に2学期を迎えましょう。
 

 

今日は処暑です。

 今日8月23日は二十四節気の一つ「処暑」です。『広辞苑』によると「太陽の黄経が150度の時で,暑さが止み,新涼が近い日」だそうです。確かに朝夕は随分と涼しくなってきたように感じられますが,ここ数日の昼間はまだ猛暑が続いています。行ったり来たり,押したり引いたりを繰り返しながら,次第に夏が終わり,秋が始まるのでしょう。
 昨日の朝,朝顔の中にアマガエルが入っていました。じっと物思いに耽っているようでも
ありました。明日は高校看護科の後半補習が始まり,課題テストが行われます。夏季休業もあと1週間です。

 

看護学会研究大会を開催しました。

  今日,徳島県高等学校教育研究会看護学会を羽ノ浦校で開催しました。研究主題は,「「つなぐ・ささえる・はぐくむ」看護基礎教育の実践~人間性豊かな職業人の育成~」でした。
 午前10時からの開会行事に続いて,徳島文理大学保健福祉学部看護学科  教授  夛田羅 勝義先生に「医療職から教育職へ~看護学生と過ごした6年間~」というテーマで御講演を頂きました。小児科臨床医から大学看護科教員へと転身され,試行錯誤を重ねながら看護学生の指導に当たってこられ,シミュレーション教育も大胆に取り入れて,大きな教育成果を挙げられた御経験を,時折ユーモアを交えながらお話しくださいました。
 午後からは,(株)京都科学の中島進也 様をお迎えし,シミュレーション人形2体の授業での効果的な使用方法について懇切丁寧に教えていただきました。その後,羽ノ浦校教員4名による研究発表「効果的なシミュレーション教育」を行い,県教育委員会指導主事 白濱先生から指導助言を頂き,無事に全日程を終了しました。
 ところで,夏季休業もあと10日を残すばかりとなりました。午前中はバドミントン部員の,午後からはバレーボール部員とバスケットボール部員の元気な声が体育館から聞こえてきました。また,夏の終わりに最後の力を振り絞るかのように大輪の朝顔が花開いていました。もう,蝉の鳴き声はほとんど聞こえなくなりました。

   

 

     
     

お盆も終わりました。

    徳島市の阿波踊りも終幕し、終戦記念日も過ぎ、盂蘭盆の送り火も終わり、夏季休業の中にも平常な日々が戻ってきました。生徒・学生の皆さんはどのような1週間を過ごしたでしょうか?久し振りに親戚の方々にお会いしたでしょうか?阿波踊りを存分に楽しんだでしょうか?お墓詣りに行ったでしょうか?戦争と平和について思いを巡らせたでしょうか?宿題は順調に進んでいるでしょうか?
    夏季休業もあと2週間で終わります。宿題の追い込みに入って行きましょう。看護科の皆さんは課題テストまで1週間です。しっかり準備をして受験してください。それと生活リズムを朝型に整えて行きましょう。高校生になっても、早寝・早起き・朝御飯は変わりません。
   
 
   

今日も学校は静かです。

  今日も学校は静かです。昨日から始まった徳島市の阿波踊り,生徒・学生の皆さんの中にも,踊り見物に出掛けた人,或いは「連」に所属して踊った人がいるでしょうか。くれぐれも事件・事故に遭わないように気を付けてください。夕方・夜とはいえ,熱中症にも十分注意してください。
 ところで,地域によって異なると思いますが,今夕,盂蘭盆会の迎え火を焚き,御先祖様の御霊をお迎えするお家も多いのではないでしょうか。明後日は,72回目の終戦記念日です。先日文科省通知をお知らせしましたが、可能な限り,正午に合わせて黙とうをしてください。そして,日本周辺にもきな臭さの漂っている昨今ですが,数多の尊い犠牲の上に築かれた日本の平和がこれからも続き,世界の隅々にまで平和が訪れることを心底願いたいと思います。
     

学校が静かです。

    今日から徳島市の阿波踊りが開幕します。県外ナンバーの車も目立ってきました。ニュース報道によると昨日が帰省ラッシュのピークだそうです。一応のお盆休みに入ったということで,部活動もお休みです。今,学校はとても静かです。暑さもそれほどではなく,職員室の窓を開けると涼しい風が吹き込んできます。
 生徒・学生の皆さん,夕方から阿波踊り見物に出かけるかもしれませんが,くれぐれも事件・事故に遭わないように注意してください。スリ,置き引き,痴漢,声掛け,付き纏い,交通事故等,十分に気を付けてください。又,言うまでもなく,羽ノ浦校生としての自覚と矜持を持った行動に徹してください。

夏季休業も折り返し点です。  

 7月20日に第1学期の終業式を終え,今日が夏季休業のちょうど折り返し点です。今日も専攻科2年生は阿南保健センターさんと訪問看護ステーションさんでの実習で大変お世話になりました。御指導いただいた皆様,ありがとうございました。
 看護科の生徒は,バドミントン部が猛暑の中,午後から練習に励んでいました。又,昨日の課題テストを部活動の公式戦のため受験できなかった生徒への追試が行われました。
 ところで,立秋を過ぎ,朝夕の空気には僅かながらも秋の気配が感じられるようになってきました。蝉時雨の喧騒も一時ほどではなくなったように思います。地上での短い生を終えた蝉の姿も目に付くようになりました。校舎の隅でヤモリを見つけました。きっと羽ノ浦校を守ってくれているのだと思います。

 

人権教育・特別支援教育研修会を実施しました。

 今日,午後3時から午後4時半まで,人権教育・特別支援教育研修会を実施しました。県立徳島聴覚支援学校教諭で特別支援教育巡回相談員である中山先生をお招きし,羽ノ浦校教職員を対象に「難聴生徒の理解と教育的支援」という題で御講演を頂きました。
 耳栓とヘッドフォンを使用して難聴者の疑似体験をするというグループワークも取り入れてくださり,大変分かりやすく聴く者を飽きさせない素晴らしい御講演でした。
 教職員として難聴の生徒に対してどのような支援ができるか,又為すべきか,自覚と意識とノウハウを高めることのできる貴重な時間となりました。ありがとうございました。 

 

台風5号が過ぎていきました。

 昨日は午後を中心に台風5号の影響で大荒れの天気となりました。直撃は免れたものの,徳島県のほぼ全域が暴風域に入り,羽ノ浦周辺は,午後1時半頃から2時半頃にかけてがもっとも激しい風雨でした。学校には特別大きな被害はありませんでしたが,全国各地で大雨による被害が出でいるようです。スピードの極端に遅い台風5号は今現在も,北陸沖の日本海を東進中とのことです。
 一つ前の記事で御紹介したように,最後まで残っていた燕1羽が,昨日の朝,小雨の降り頻る中,意を決したかのように飛び立ち,体育館の向こうへと消えていきました。ゴーヤの緑のカーテンも枯れ始めています。ゴーヤの収穫もそろそろ終わりかもしれません。運動場を赤蜻蛉が群れをなして飛んでいました。明日,9日は「長崎原爆の日」です。

ツバメ便り最終回

昨日の台風の中,最後まで飛ばなかった
小羽(推定)ちゃんが,強風と雨の中,巣立っていきました。
巣立ったあとのツバメの巣には,固定の紐が外れるなど
アクシデントが発生し,今日ツバメの巣を撤去し保管しました。
また,来年元気に戻って来るようにしたいと思います。

ツバメ4兄妹,元気でね 絵文字:笑顔